医師の転職や独立開業の失敗事例まとめサイト

理由を知れば失敗する可能性を少なくできます!

 

騙された…と気付いた時にはすでに手遅れの事が多いんですよね。
あの時、ああしておけば…。
どうしてこっちを選んでしまったんだろう…。
この点は確認不足だったな…。
医師の転職・開業シーンでは多くの失敗が起きています。
その大半は、「知らない」事が原因です。
知る事で失敗は防げます。

 

当サイトで多くの失敗事例を知り、先生方の転職や開業の失敗を少なくして欲しい思いで情報提供サイトを作成しました。

じっくり相談したい方はこちら

2017/09/18

 

現状に停滞感を感じており、

心機一転で成長できる環境を探したいと考えるB先生。

 

ご自身の将来の可能性をいろいろ考えて、

かなりビジョンは明確になっていらっしゃいます。

 

しかしそのビジョンに向かうためには

どの医療機関に勤めるか?については悩ましく、

そもそも表面上の情報は多くとも内情はわかりませんので、

とにかくいろいろと見てみて取捨選択するしかないかな…と

お考えになっています。

 

B先生は様々な求人サイトを見て、

興味のある医療機関があればどんどん問合せを入れてみました。

 

ただ直接、医療機関に連絡できる事は稀で、

そのほとんどが人材紹介会社経由となっており

気づけば10数社の会社とやり取りするようになっていました。

 

パソコンを開けば必ずと言っていいほど

数社から求人情報が送られてきています。

 

最初はしっかりと目を通し、

個別の案件に対しても自分なりの評価を行い、

話しを進めるべきか却下すべきか考えておったのですが、

あまりにも多くの求人が送られてくる為に

正直B先生もよくわからなくなってしまいました。

 

だってM社から送られてきた△病院の求人内容と

R社から送られてきた△病院の求人内容は

似て非なるものになっていますし、

問合せてもM社とR社の担当者の言う事も全く異なり、

何が何だかよくわかりません。

 

その上、次から次へと新しい求人が送られてくるものの

自分のビジョンとは全く違うものも多く、

1件1件リサーチするのもバカらしくなってきました。

 

そもそもしっかりとしたビジョンを持っていたはずのB先生ですが、

段々と条件ばかりで判断するようになってしまい、

挙句の果てにはもう何でもいいかな…と思うようにすらなってきてしまいました。

 

実際にあまりにも担当者から勧められるので

3件ほど面接、見学にも行ってみましたが、

差し障りのない感じの対応で内情がよくわからず、

まったく決め手に欠けるという状況でもありました。

 

致し方なくB先生は一旦転職活動をストップしました。

自分でもよくわからなくなってしまっているからです。

 

あまりにも多くの求人を見てビジョンが揺れており、

紹介会社とのやり取りもあまりにも増えてしまい、

どこがどこだか把握できなくなってしまっています。

 

このままで良い方向に進むと思えない…。

そう感じたからこそすべてを保留する事にしました。

 

いろいろ見てみたい…。

そう考えていたのが失敗だったようです。

自分に合わない所や、自分のビジョンと異なる所、

そういう所を何か所見ても意味がない…。

 

そう気づいたB先生は、

次は慎重には慎重を期して、

それこそ一発必中で決めるくらいのつもりで活動できるように

粛々と情報収集、ノウハウの吸収に勤しんでいます。

 

 

2017/09/11

 

長く自治体系の病院で

ご勤務されている消化器科内科医のM先生。

 

先日、以前この病院で同僚だった先生とお会いする事があって、

久しぶりにお酒を飲みながら近況報告をし合いました。

 

そこで話題になったのが給料…。

昔の同僚の先生は

「もうあの時には戻れないよ。

M先生はハードな勤務の割に薄給な状況でよくやってられるね…。」と

おっしゃったそうです。

 

M先生としては、

こんなもんだろう…と

特に不満はなかったのですが、

同僚の先生は、

「それはM先生が世間知らずという事さ。

実際に自分はあの時よりかなりアップしているし、

我々と同年代の先生の水準と比較すると

だいぶ下の方だというのは現実としてあるんだよ。」

 

そうなのか…。

今まであまり年収の事など気にせずに

とにかく目の前の患者さんの為だけに働いてきたけど、

そろそろ自分の事も考えた方がいいのかもな…。

医者もQOLを高めた働き方を…なんて言うしな…。

 

段々と気になってきたM先生。

WEBで求人サイトなどを見ると

1800万円以上とか、2000万円以上も可などと

高給を打ち出して医師を募集している医療機関は少なくありません。

 

よし自分も一念発起して

女房子供に楽をさせてあげるか!と考えて、

高待遇、高年俸の求人が多数ある事を謳っている

紹介会社に問合せをしてみました。

 

すると担当のコンサルタントの方とお会いする事になり、

いくらくらいの年収がご希望かと聞かれたので、

2000万円前後ですかね~と特に何も考えずに答えました。

 

翌日からメールで高年収の求人が送られてきます。

しかしその中で自分の専門性を活かせるようなものはなく、

自由診療のクリニック案件などばかり…。

 

いくら高年俸だからってそりゃないと…と思いつつ、

自分の専門である消化器内科の案件に絞って欲しいと連絡すると、

今度は地方の求人ばかりが送られてきて、

なかには離島やへき地なども含まれています。

 

確かに消化器内科で高年俸だけど

単身赴任する訳には行かないんだよな…。

その旨お伝えすると、その後はパッタリと求人案内がなくなりました。

 

やっぱり自分には高年収なんて無理なんだよな…と諦めていた時、

元同僚の先生とやり取りをしてみると、

「そりゃ2000万円は求め過ぎでしょう(笑)。

今よりも少しでも良くなるというように考えたら」と言われ、

まあそりゃそうだと思い他の紹介会社に問合せすると、

「M先生のスキルや経験であれば、

〇万円~〇万円が適正と考えられます。

しかしこの中でも上限に近い方ですと

デメリットとしてこのような事が考えられますが、

それはM先生にとって受け入れられますか?」と

非常に親身になって相談に乗ってくれます。

 

そんなやり取りを繰り返して、

M先生は目標を年収1650万円に定めて

いくつかの病院で面接を受けてみました。

 

内定を頂いた病院の中で

1か所は目標の1650万円ジャストの提示、

もう1か所は目標を少し超える1680万円の提示。

 

担当する診療内容や他の条件面は双方同レベルでしたので、

M先生は1680万円の病院を選びました。

それでも今と比較したら100万円以上の年収アップです。

 

最初はよくわからずに欲を掻いてしまったけど、

現実的な話しを元に動き直して良かった。

 

そりゃ年収は誰もが高い方が良いのでしょうが、

医師としての魂を売らねばならなくなったり、

家族に迷惑を掛けるようではいけませんよね。

 

今回はM先生ご自身も納得だし、

奥様も喜んでくれて良い転職になったそうです。

 

あのまま欲を掻いていたら

今頃どうなっていたんだろう…とホッとするM先生でした。

 

2017/09/04

 

循環器内科医のH先生。

今お勤めの病院は大学医局からの派遣で勤め始めて

とても居心地が良かったのでそのまま転籍した病院です。

 

医長としてそれなりの権限もありましたし、

患者数も多く、症例経験もそこそこ積める環境ではありました。

 

しかしマンネリ化してきている事は否めず、

新しい環境でキャリアアップしたいという思いが沸々と沸き起こり、

転職活動をスタートしました。

 

とは言え大学医局からそのまま今の病院に来ており、

実質転職活動は初めての経験です。

 

知人の医師の伝手を頼ったり、

求人サイトや求人誌でリサーチをしてみたり、

紹介会社に問合せをしてみたり、

様々なルートで動いてみたのですが、

なかなか納得できる案件とは出会えません。

 

そんなある日、

登録しておいたメールマガジンで案内されていた求人が

H先生の目に止まりました。

 

前々から気になっていた病院で、

医師は充足していると聞いていたのですが

患者数が増えている為の増員であり、

ベテランと若手の医師は在籍しているものの

中堅どころが薄い布陣なので

自分のキャリア的にちょうどマッチするのではないかと考えて

応募してみたのです。

 

するとH先生の考えはまさにドンピシャ。

あれよあれよと話しは進み、

出された条件も今よりもかなり良く、

H先生としては文句のない満足できる内容でした。

 

よし、これなら移籍するチャンスだ!と思い、

このお話しにノリノリで乗ったH先生。

 

赴任日は今の勤務先との相談の上ではありましたが、

H先生としては2~3か月もあれば辞められるだろうと

高を括っていたのですが…。

 

診療部長を兼務している副院長に

退職の申し出をしてみると、

ひと言、「遅い」と言われました。

 

「当院の規定では最低でも半年前には申し出る事になっていて、

医長という大役をお任せしているH先生なら

できれば1年前には申し出てもらって

後任や退職後の調整をしてもらわないと…。」

 

副院長のおっしゃる意味も理解はできるけど、

今回の話しは逃したくない…。

 

H先生は平身低頭…

そこを何とか…、

私がもっと早く申し出ておけば良かったのですが、

今回だけは今までの貢献度を鑑みて我儘を通させて頂きたい…。

 

副院長は院長と相談すると言い、

その日は物別れに終わりましたが

後日、H先生がそこまで言うなら特例として認めましょう…と

おっしゃってくれて、ほっと胸をなでおろせました。

 

その後、退職日までの約3か月間…。

まあ…とにかく居心地の悪かったこと…。

他のドクターやナースなどの視線は冷たく、

患者さん達も心なしか態度が冷えてきたようで…。

 

次の職場を見付けるのも大事だけど、

今の職場に対しての下準備も大事なんだな…と

つくづく感じたH先生でした。

 

何とか円満に退職できたのは良かったですが、

ひとつ間違えたら大揉めに揉めてしまったかもしれない

事例ですね…。

 

 

 

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