医師の転職や独立開業の失敗事例まとめサイト

理由を知れば失敗する可能性を少なくできます!

 

騙された…と気付いた時にはすでに手遅れの事が多いんですよね。
あの時、ああしておけば…。
どうしてこっちを選んでしまったんだろう…。
この点は確認不足だったな…。
医師の転職・開業シーンでは多くの失敗が起きています。
その大半は、「知らない」事が原因です。
知る事で失敗は防げます。

 

当サイトで多くの失敗事例を知り、先生方の転職や開業の失敗を少なくして欲しい思いで情報提供サイトを作成しました。

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2017/04/24

カテゴリー11. 開業 開業準備

 

長く大学医局に所属するY先生。

スペシャルな業績を上げた訳ではないけれど、

上司からは安定した評価を受けているし、

後輩からも世話好きな先輩ドクターとして慕われている。

 

そんな人柄を持つY先生だから、

臨床現場でも患者さんからの評判も良く、

Y先生自身も充実した日々を過ごされていました。

 

ところが教授選でY先生の応援していた先生が負けて、

他大学から新たな教授が赴任して以降…

そんな生活が一変する事になってしまったのでした…。

 

新任教授としては、

自分を応援しなかった先生に対して

やはり面白くなかったのでしょうか…。

まさに白い巨塔の世界がそこにはあったのでした。

 

Y先生に対しても

陰に陽にイジメまでは行かないまでも

派遣先の病院が自宅から片道3時間近く掛かる所に変わったり、

研究チームから外されたり…

段々と先輩、後輩の他のドクターからの

目線も冷たいものになっているように感じて、

このままじゃマズい…と危機感を感じるようになってきました。

 

しかし真面目なY先生は今まで大学医局を辞めるなんて事は

全く持って考えた事などなく、

このまま冷や飯を食わされるのであれば

早く次の道を考えねば…と焦るY先生。

 

そんな時、ある学会ですでに開業をしている

同期の先生と久しぶりにお会いしました。

 

当時から非常に仲良くしていた方なので

現在の自分の置かれているを率直に話してみると

「お前なら開業してもいいんじゃないか?

俺だってそこそこ食ってけるんだから

お前なら成功する事、間違いなしだろう。」

そんな事を言われて、ついその気になったY先生。

 

今まで開業なんて考えてもいなかったのに…

何の準備も計画もなかったのに…

開業してどうなりたいかも考えていなかったのに…

ただ現状から離れたいだけで

その気になって開業準備を進めてしまったのです。

 

しかも大学病院に出入りしていた

顔見知りの医薬品卸業者を開業コンサルタントに選び、

とにもかくにも開業する事にしたのです…。

 

何の下調べもなく、

こうなりたいというビジョンもなく、

何となく物件を選び、

言われるがままに内装を決めて、

医療機器を購入し、

何とか開院まではこぎつけました。

 

しかし患者さんが思ったよりも来ずに、

不安な日々を過ごすY先生。

 

何より、これでいいのか?

自分が望んでいた世界はこれなのか?

開業以外に道はなかったのか?

 

ご自身が最も悶々としています。

もしかしたら自分は逃げたかっただけなのか?

逃げるにしても他の道と比較検討すべきだったのではないか?

 

今さら遅いよな…

でもホントにこれで良かったのかな?

悩みが深いY先生でした。

 

やはり事前の準備・計画が最も大事なんですよね…。

 

 

2017/04/17

 

自分で言うのも何だが、

私は医者になるのに必死だったので

世間知らずなんですよ…と自嘲気味に語るY先生。

 

大学医局の中では不器用ながらも

キャリアを積み重ねてきたものの

50歳を目前にして退局する決断をしました。

 

初めての転職活動という事で、

よくわからないままに進めてきたけど

何とかそれなりに納得できる病院が見つかり、

入職の準備を進めております。

 

入職の手続きをする際に

事務長から1枚の書類を渡されて、

「これ、雇用契約ですからここの署名と捺印をして下さい」

と言われました。

 

詳細についての説明は全くありません。

 

確かに面接の時に、年俸や手当、

勤務日や曜日、時間については聞いていたものの

内容に触れずにはい、ここにサインして…ってのはどうなんだろう?と

Y先生も腑に落ちませんでしたが、

契約で揉めたくもありませんし、

せっかく見つけた働き口でもありますから

はい、わかりましたと署名捺印しました。

 

ざっと目は通しましたが、

そもそも雇用契約書なんてよくわかりません。

 

年俸だけは間違っていない事は確認できたものの

細かい字で書かれている所までは目を通せませんでしたし、

特に気にしてもいませんでした。

 

急かされている事もあり、

すぐにサインして印を押したのですが…。

 

若干の不安はありながらも、

入職してから特に問題になる事はありませんでした。

 

それから3年後…。

キャリアアップを望んだY先生は、

新しい職場を見つけたので退職の申し出をしました。

 

すると事務長からは、

「Y先生、当院は1年前に申し出ないといけないルールなんですよ。

契約書にも書いてあるじゃないですか。」

と言われてしまいました。

 

Y先生は余裕を持って

半年前に申し出ればいいだろうと思っていたのですが

まさか1年前だなんて…。

 

困り果てたY先生は

知人に相談をすると医療に詳しいコンサルタントを紹介され、

対応策を伝授されて事なきを得ました。

 

やはり不安を抱えたままの契約は避けた方がいいですね。

実害がなかったのでY先生のケースは良かったものの、

給与が聞いていたのと違うとか、

当直やオンコールの回数が増えたのに収入は変わらないとか、

全然休めないとか、

被害に合う先生は少なくないようです。

 

契約は慎重に交わさなかければいけませんね~。

 

2017/04/10

 

つい准教授と大喧嘩をしてしまった…。

日頃から尊敬をしていたし、

原因は些細な事…。

 

教授から呼び出された時に

素直に詫びる事ができれば良かったのだけど

なぜかその時はアツくなってしまっていて…。

 

思わず口にしてしまった…

「辞めます…」。

 

もう取り返しは付かない…。

後戻りはできない…。

 

幸い医師は転職がしやすいと言うし、

早急に新しい職場を探さなきゃ…。

 

しかしそもそも辞める気なんかなかったし、

次の事なんて全く考えていません。

 

慌てて求人サイトをチェックしてみても、

どこも同じような募集要項で判断ができません。

 

とは言え切羽詰まっているS先生は

取り合えずどこかに応募しないと…と

3件の病院に連絡をしてみました。

 

いずれも歓迎ムードで

是非見学にお越し下さいと言うので、

院長面談と院内の見学をさせて頂きました。

 

ところがその後、内定の連絡が来ず、

こちらから問い合わせても現在検討中とか

もう少しお時間を下さいと歯切れが悪い回答です。

 

う~ん、これは医局側から何か話しが入ったのかもしれないな…。

 

幸いまだ独身で身軽なS先生は、

これを機会に都心部に行くかと考えて

首都圏の病院で求人を探してみたところ

想像していたよりも案件は多く、

大学医局との繋がりが薄い病院も結構あるようで、

トントン拍子で話しが進む事も実感できました。

 

ただ残念な思いも実はS先生の中にはあります。

大学医局でのキャリアが第1志望だった訳で、

それを自ら閉ざしてしまった事は

かなり痛手であるとも思っておられるようです。

 

教授や助教授、その他、お世話になった先輩医師…。

 

でも過ぎた事を振り返っても仕方ありませんし、

この失敗を糧にこれから心機一転で頑張っていこう…。

そう心に秘めるS先生でした。

 

 

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